小出代表よりお知らせです【追悼の意】

「永井利三郎先生がお亡くなりになりました」

桃山学院教育大学教授であり、長年大阪のてんかんを含む小児神経の診療や支援活動に従事されてきた、永井利三郎先生がさる3月9日、お亡くなりになりました。

パープルデー大阪の世話人としても発足当初から活動に積極的にご参加をいただき、ときにはわれわれの活動を見守り、適切なアドバイスを下さった永井先生は、私や他の世話人、活動の参加者にとって父のような存在でもありました。いつもにこやかに、だれとでも分け隔てなく穏やかに話される先生のお人柄は、この活動を支える理念を体現しているようでもありました。

個人的に先生のお話で印象に残っているのは、障害を持つお子さんのきょうだい児の支援について、その重要性をオンラインイベントの際に熱を込めて話されていたことでした。障害を持つ方だけではなく、その周囲の方へも優しい目を向ける永井先生の姿勢に感銘を受けたことを鮮明に覚えています。

先生とは神戸で2019年に行われました日本てんかん学会のアート展の企画も一緒にさせていただいたことも忘れられない思い出です。

私だけではなく皆の心に温かい思い出を残した永井先生に、心からの感謝を申し上げたいと思います。先生、本当にありがとうございました。

パープルデー大阪 代表 小出 泰道

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